ペアーズやOmiaiといったアプリでは、お相手に「いいね」を送って相手もいいねを送り返してくれたらマッチングが成立。しかし、マッチング成立後に共通の話題を見つけ、それを元にデートの約束を取り付けるのはやや骨が折れるものでした。
そこに着目して生まれた新たなマッチングサービスが「Swish」、そのコンセプトは「女子の願いを男子が叶える」という完全女性主導なもの。8/21にiOSで先行リリースされたばかりなので口コミ数はまだやや少なめですが、その評判と筆者・友人OL京子の二人でサービスのメリット・デメリットを検証してみます。
この記事でわかること
①Swishのサービス概要
②Swishの魅力・メリット
③Swishへの不安・デメリット
④Swishを使ってみた
①Swishのサービス概要
Swishは「女性側のお願い」を男性が叶えてあげるサービス。
まず、女性ユーザーは「自分が連れて行ってもらいたいデート」をウィッシュリストの中から選択します。
そうすると、男性がジャンルごとに作成した「デートプラン」を見ることができ、もしそのデートプランに興味を持ったら女性は☆を1~5のうちから一つつけてその期待度を示します。
マッチング成立後はメッセージのやり取りをすることができるようになりのですが、デートプランが既に決まっているのでデートへの誘いから始まる形になります。ですのでマッチングアプリというよりは「デーティングアプリ」という方が正しいと言えます。
②Swishの魅力・メリット
では、新感覚デーティングアプリSwishの魅力はどういったところにあるのでしょうか?
2-1.デートの調整からスタートできるスピード感
実際に筆者が有料会員となってみたところ、会話の入りが非常に楽であることに気づきました。
まず自己紹介、そこからアピールしてもらったデートの内容について言及すればすぐにデートの場所・日程調整に移行することができ非常に話がスピーディです。
2-2.デートプランでアピール可能
女性主導のサービスでいうと、以前「Poiboy」という女性からのポイ(=いいね)があって初めて男性側がアプローチできるサービスがありました。
Poiboyではイケメンでないとなかなかポイされないという問題がありましたが、Swishでは興味を引くデートプランを作れば女性からのアプローチが期待できます。少し変わり種のデートプランを作るなどして工夫するのが良いでしょう。
③Swishへの不安・デメリット
一方で、Swishの不安点・デメリットはどういったところにあるでのでしょうか、チェックしてみましょう。
3-1.パパ活の温床に
女性は自分のお願いしたい内容を男性にアピールすることができる…実際のデートの場面で男性がおごることが求められているわけではないが、口コミにあるようにどことなく「パパ活」を思わせるサービスであることは皆さんも同意ではないでしょうか?
3-2.基本的に女性主導のサービス
Swishでは、男性から女性へアプローチすることは可能なものの、ランダムで女性が表示されるところにデートを申し込む形になります。女性をスキップすることができずポイントが減りやすいためかなり使いにくい印象を受けます。
ですので、基本的には男性は受け身、女性からのアプローチを待つ形となります。可愛い子からアピールが来るかどうかは完全にテートプランの魅力と運次第になります。
やり取りが楽な他のサービスとしてはサイバーエージェント運営の「タップル誕生」が挙げられます。こちらのサービスでは趣味を元にマッチングすることができ、当然男性からのアプローチも可能。下記の検証記事をチェックしてみてください。
3-3.会員数が少ない
2017年8月21日にリリースされたばかりなので当然ですが、Swishの登録者数は全国でまだ1万人にも満たないと言われています。様々な方が利用しているマッチングサービスを使いたい、という方はペアーズやOmiaiのように数百万人の登録者のいるアプリを利用した方が良いでしょう。
日本最大の登録者数を誇るペアーズは実に570万人もの会員が利用しています。下記の検証記事もチェックしつつ、利用を検討してみてください。
④Swishを使ってみた
実際に筆者はSwishをインストール・有料会員になってみました。男性の有料会員の料金は下記の通りです
- 1ヶ月プラン:3,600円
- 3ヶ月プラン:3,133円/月
- 6ヶ月プラン:単月2,900円/月
- 12ヶ月プラン:単月2,067円/月
今回筆者は1ヶ月プランに登録しています。
デートプランを作ってみた
インストールにあたってはプロフィールの登録・年齢確認といった一般的な設定の他「デートプラン」の設定が必要になってきます。用意されたデートのジャンルは下記の27個。
- 花火見たい
- お祭り行きたい
- フェス行きたい
- 海行きたい
- お酒飲みたい
- カフェしたい
- アニマルカフェ行きたい
- 焼肉食べたい
- 寿司食べたい
- ラーメン食べたい
- スイーツ食べたい
- BAR行きたい
- 映画見たい
- カラオケしたい
- スポーツ観戦したい
- ライブ行きたい
- 夜景見たい
- プラネタリウム行きたい
- 動物園行きたい
- 水族館行きたい
- 美術館行きたい
- 遊園地行きたい
- ボーリングしたい
- ダーツしたい
- ゲームしたい
- 温泉行きたい
- 山登りしたい
このそれぞれに実際にデートプランをつける形となる。筆者は試しに「焼肉食べたい」ジャンルで「#熟成肉」というタグを設定、「映画見たい」ジャンルでは「#打ち上げ花火」(ちょうど公開したので)などを設定してみました。どういったデートプランを用意すれば反応がいいのか、試してみると良いでしょう。もし筆者のデートプランを見つけた女性の方いましたら、ぜひ☆5でアピールしてみてください。
有料会員になって気づいたこと
有料会員になることでできることは「メッセージのやり取り」と「相手がつけた☆の数」をみることです。無料会員状態では自分のデートプランへの評価が☆5であった場合以外は見えないようになっていますが、有料会員になってみると「☆1」の評価が多くてガッカリせざるをえません。おそらく「それほど興味ないけど一応アピールしとくか…」という方が多いのでしょう。
出会えない
まだリリースされたばかりということもあり、出会うことはおろか女性とのやり取りもなかなか始まりません。もう少し会員数が増えてから利用する方がよかったかもしれません…。
無料で利用できる女性はともかく、男性の場合は他のマッチングサービスを利用した方がおすすめといえます。下記に他のマッチングサービスについての紹介記事をいくつか載せておきますので、チェックしてみてください。
異性の友達を探している方
「恋活」をしたい方
「婚活」を意識している方